神奈川県内でも数少ない、POICウォーター導入歯科医院
秦野インプラント矯正歯科室併設
〒257-0011 神奈川県秦野市尾尻871-11
小田急秦野駅南口出口より徒歩12分
診察時間
9:30~13:00/14:30~19:00
(水日休診・土曜17:30まで)
ご予約・お問合せはこちらまで
0463-84-6739
歯ブラシ指導と歯石除去
歯石を取ったりハブラシしたり・・歯周病と診断されたときに行われる一般的な治療です。
みなさんが歯周病かな?と考えて近所の歯科医院を訪れると歯科衛生士さんが一所懸命クリーニングしてくれます。
・・・・・
足しげく何度か通ったあとに 優しい衛生士さんが
「○○さん はいじゃあこれで終わりです」
「【あとは】定期的にクリーニングに来てくださいね〜^^」
「え?私・・歯周病は治ったのですか?」
「はい〔終わり〕ましたよ〜^^」
・・・・??????・・・・
何かおかしくないですか?
[歯周病が治った]のでしょうか?それとも[治療が終わった]のでしょうか?
歯ぶらしと歯石除去・・・・・延々と続けられていきます。
はたして歯周病は治りましたか?
なぜこのようなことが続くのでしょうか?
もちろん歯石除去と歯ぶらしは重要です。でも・・・
確かに、日本の健康保険制度は誰でも安心して医療をうけられます。
ただ歯周病にたいしては問題点がいくつかあります。
まずひとつに保険制度は出来高制で「したこと」に対して報酬がきまっていて「結果」を
あまり重視しない。
そういうシステムになっています。わたしたち医療従事者は保険のルールに強く縛られています。その中で何年も仕事しているとアタマの中もやがてそれに染まっていきます。
「治す」というより「する」
こちらが重要視されてきてしまうのです。
これになれてくると歯科医側も「歯周病って治らないよね」っていう感覚をもつことがあります。
もう一つの問題点は 保険のルールは私たち歯科医療従事者に「治療法をしばる」ことです。保険制度では 治療方法は厳密に決められています。
そのフローチャートに従わないと 診療報酬がおりない またはペナルティーを受けます
歯周病の保険診療のエッセンスを単純化すると 下のような流れ(ガイドライン)になります
歯周病検査→歯ぶらし指導→歯石除去→歯周病検査→歯周外科手術→歯周病検査→
→治癒→メンテナンス
みなさんが
「歯周病の治療をうけたのですが・・・」
そうおっしゃる部分は 治療のガイドラインの→[歯ぶらし指導→歯石除去]→にあたります。
ご近所で治療を受けられると 延々とこの部分がくり返される場合があります。
しかし治らなくても 保険診療のルールに従うと 「正しい治療法」をしたことになるのです
また ガイドラインの「歯周外科」はご近所の医院で行われることはほとんどありません。
これは 歯科医師が大学教育でほとんどその方法を学ばないからです。卒後も勉強を続けている一部の歯科医しか行うことはできません。
また歯周外科は診療報酬が低く抑えられているせいでもあります
・・・・・・・・
はたして歯周病は治るのでしょうか?
ところで・・・・・歯周病ってなんでしょうか?
歯槽膿漏? 高齢者の病気とも言われてきました。
成人の8割が患っているともいいます。
今までは われわれ歯科医の中でも なんだかモヤモヤしたイメージがありました。
先ほどの 歯周病治療のガイドラインを見てみると・・・・
「歯周病とはプラーク中の口腔内細菌が起こす炎症性疾患である。」
注)プラーク 歯の周りにつく細菌性のよごれの膜
そか 歯周病はフムフム感染症なんだな。口腔内細菌か
細菌の感染症ということは・・コレラ チフス 病原大腸菌O・157・・ おんなじってわけですね
細菌の感染症には → われわれには闘う武器がありますね
抗生物質
歯医者さんに行くと歯科医師・衛生士から
「歯を磨いてください口の中には口腔内常在菌が何百種類もいて歯を磨かないと歯周病や虫歯になりますよ」
というようなアドバイスを受けることになります
コウクウナイジョウザイキン?
それってなんですか?
口腔内にはたくさんの菌が住み着いているのです(口腔内常在菌)
口腔内常在菌のメンバーは 各々人によってずい分異なります。
その中で歯周病を起こす菌が
たくさんいる人
少しだけいる人
全くいない人
え?全くいない人がいるのですか??・・・・そうです いらっしゃいます。
歯周病を起こす菌がいない人=健康
歯周病菌が感染している人=歯周病 になる危険がある
歯周病菌の感染症ですからその治療をするのに麻酔して歯を削ったり歯ぐきを切ったりする必要ありません。
私たちの医院では
抗生物質 抗真菌薬 抗原虫薬 内服(+局所投与)(レーザー)デブライトメント
これらを必要に応じて組み合わせます。痛みを伴うことをしません。
抗生物質には抗菌スペクトルというものがあります ばい菌の種類によって効いたり効かなかったり 耐性菌がいるわけです。
ですから薬局に行って
「歯周病に効く抗生物質ください〜」と行かれてもたぶん無理です ^^;
数多くのの臨床経験から 当医院の抗生剤の抗菌スペクトルの知見の蓄積はかなりのものと自負しています 。そしてまだまだ進化しています。
ぜひ「歯周内科治療」を受けにいらしてください。
遠くからでもいらっしゃる価値があると思います。
ただ集中的に通院していただく必要があります (2週間に3日程度)
長々ときましたが・・もうひとつ重要なこと
細菌には 好気性菌と嫌気性菌がいます。酸素が「ある」と生きていけない菌が嫌気性菌 。
歯周病菌は嫌気性です ですから 普通にあちこちにいるわけではありません。
お刺身を食べたりサラダたべて そこから体内に侵入したりしません。
感染力が非常に弱いのです ですから新型インフルのように恐れて大警戒する必要はありません。 治癒後に衛生士がお話しますが常識的な日常生活を送っていただければ菌の再増殖や活動性が上がる事はありません。(半年後のチェックでの再発率は2割程度です)
どんなに歯周内科治療がすばらしくても すでに失った歯はもどりません。失う前に・・
歯周病・・・ 改善しましょう!!
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おち歯科運営 神奈川歯周病相談室
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